「古代ロマンの都、ギリシャ ・・・ デルフィ」
アポロン神殿
デルフィからの眺め
スタジアム(競技場)
劇場
メテオラに行く途中、世界遺産「デルフィ」に寄ってくれるので、デルフィの遺跡も見ることができ一石二鳥。だが、入場料(6Euro)はツアー料金に含まれない。
アテネから2時間ほどバスに揺られデルフィの遺跡に到着した。荒涼たる岩山の一部 に突如出現したデルフィの遺跡。かつてアポロンの神託が行われた場所として知られてい る。紀元前6世紀からこの場所に佇んでいる大理石の柱、細かい字でびっしりと神託が掘 り込まれた宝物庫の石の壁など、見所はつきない。
「大地のへそ」のあった場所
「大地のへそ」
当時ギリシャの中心地として栄えたこの山の中腹の町まで、ギリシャ各地からアポロンの神託を受けるために続々と訪れたのが不思議なくらいの辺境だ。遺跡のすぐ横には博物館が建っていて、大地のへそ、青銅の御者の像など、数は少ないが興味深い物が展示されている。残念ながら、この博物館も修復工事中で、二部屋しか見学できなかった。
アテネの柱廊
アポロンの祭壇
遺跡の見ものとしては、スタジアム(競技場)、劇場、アポロン神殿、アテネ人の宝庫などがある。かつてデルフィが世界の中心と考えられていたことを示す、その中心としておかれた「大地のへそ」のあった場所には、現在仮のへそが置かれている(本物は隣の博物館の中にある)。デルフィの遺跡は山の斜面に沿って広がっているため、一番上のスタジアムに行くには、ジグザグの山道を1kmほど登っていく。辿り着く頃には汗だくになっていた。このスタジアムでは当時も四年に一度競技が開催されていたという。
神託の書かれた宝物庫の壁
博物館内「青銅の御者の像」
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