「古代へのロマン、アテネ(ギリシャ) ・・・ 世界遺産アクロポリス」
プロピレア(ドリス式列柱)
ヘロド・アクティクス音楽堂
エレクティオン神殿
プロピレアの門をくぐると目の前にパルテノン神殿が見えてきた。紀元前432年、今から約2400年もの昔に建てられたドリス様式のこの神殿の前に立つと、ふつふつと感動が押し寄せてきた。
パルテノン神殿
アクロポリスにはパルテノン神殿の北側にエレクティオン神殿が残っている。ここには、六体の女神柱(カリアテッド)が今もその美しい姿にまぶしい光を浴びながらパルテノン神殿を見つめ建っている。現在はレプリカだが、本物はアクロポリス博物館内に収められ、その美しさは優雅でさえある。
ディオニソス劇場跡
遡ること二十数年、確か小学生の頃に初めてパルテノン神殿の映像をテレビで見た。長野に生まれ育ち、木造家屋とコンクリートのビルぐらいしか建築物を見たことがなかった頃、初めて目にした古代ギリシャ建築の荘厳な遺跡の姿に、幼心ながら感動した記憶がある 。そういえば当時の作文にも覚えたばかりの建物の名前を書いた記憶が。 日本に邪馬台国が生まれる700年も前に、この建物を建造する文明がギリシャに存在したことを知ったのはそれから数年経った頃だろうか。いつかこの遺跡を自分の目で直に見てみたいと思い続け、やっとこの地に立つことができた。
アクロポリスにはためくギリシャ国旗
アクロポリス全景
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