番外編 「ニューヨーカーのリゾート地、 "グランド・ケイマン"」

ケイマンはこんな小さな島

ホテルもリゾート気分が漂う



久しぶりのバケーション、ニューヨークから飛行機に乗り、南国に向かう。4時間ほどかかってキューバの下、カリブ海に浮かぶグランド・ケイマンに着いた。 ここケイマンは南国のパラダイス、ダイバー達の天国と呼ばれている。バリアリーフに囲まれた青い海と白い砂浜を持つこの島には、世界中からダイバー達が集まってくる。ニューヨークから直行便が飛んでいることもあり、ニューヨーカーのリゾート地として密かな人気がある。かつてトム・クルーズ扮する弁護士の映画、「ファーム」のロケ地として使われたことでも有名な島だ。

レストランにもなっている「Light House」

島の南側にある「Blow Hole」



人口3万人足らず、東西35Km南北15Kmしかない小さな島にはこれといって名物となる観光地はほとんどない。午前中に1ダイブした後に、半日車を$22で借りてドライブをしてみた。 島の南側を走って行くと小さな灯台が見えてくる。ここは内部がレストランになっている「Light House」だ。昼食を取ってみたが、結構いける。

そのままさらに東に向かうと小さな看板に「Blow Hole」とある。たたきつけられる波が岩の下から吹き上がる間欠泉のようなものだ。案外と吹き上げが小さくてちょっとがっかりしてしまった。


白砂の美しい「Rum Point」

島の西側に広がるセブンマイル・ビーチ



そのまま北上していくと島のノースポイントに「Rum Point」がある。ここは白砂がとても美しいビーチで、砂の木目細かさからいうとセブンマイル・ビーチよりも上だ。ハイアット・ホテルから船がでているので車をレンタルしなくても遊びに来ることができる。

島の西側にはセブンマイル・ビーチと呼ばれる白い砂浜が続いている。場所によっては珊瑚の岩場があって靴なしで海に入ると足が痛い場所がある。Hyatt Regencyの近辺は岩のない砂地になっているので、泳ぎやすい。ホテルがどこかにもよるが、セブンマイル・ビーチをのんびりと散歩しながら泳ぎやすい場所を探すといい。


海に沈むサンセットがきれいな「The Warf」

楽園にある地獄?「Hell」


セブンマイル・ビーチより少し南に下るとお洒落なレストラン「The Warf」がある。夕暮れ時に行ってみたが、カリブ海に沈む夕日を眺めながらのディナーはちょっと素敵かもしれない。夜の9時ごろになると1メートル以上もある魚、ターポンの餌付けがあったりしてちょっとした余興がわりにもなる。

セブンマイル・ビーチを北上して行くと、地獄がある。といっても地名が「Hell」というだけなのだが。黒い石灰岩層がここだけ露出していて見た目がそれっぽいから名前をつけてしまったという、なんともしょうもない「Hell」の起源だ。観光客用にデビルの木彫りの像があったりするのがちょっとおちゃめかな。


・番外編 「ニューヨーカーのリゾート地、グランド・ケイマン」
番外編 「ニューヨーカーのリゾート地、グランド・ケイマン - スクーバ・ダイビング編」
・「ケイマンの海に住む魚達 其の1」
「ケイマンの海に住む魚達 其の2」
「ケイマンの海に住む魚達 其の3」



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