石炭博物館は夕張炭鉱の歴史を語る上でなかなか見ごたえのある場所だった。炭鉱とは無縁の長野で育った自分にとって、平成2年まで炭鉱が使われていたとは驚きだった。この博物館はそのまま炭鉱跡を歩くことができ、当時の炭鉱労働者の大変な労働環境なども展示されていて非常に興味深い。
石炭博物館を出て南に下ると映画「幸福の黄色いハンカチ」のロケ地跡に到着。はるか昔にテレビでこの映画見たことあったのでこの風景をなんとなく記憶していた。建物に入るとちょうど映画が上映されていて、ラストシーンにかかっていたので、しばし見入ってしまった。高倉健、武田鉄也、桃井かおりの珍道中物語で、最後には黄色いハンカチがはためく倍賞千恵子の待つ家に帰るというそのシーンそのままの風景が今も残っていた。
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