北海道旅行記 ・・・ 登別、積丹


登別くま牧場

登別くま牧場

登別くま牧場

登別くま牧場


SKYMARKの札幌就航が始まり、片道1万円の激安に引かれゴールデンウィークを北海道で過ごすことにした。出発日を3日前に決めたので飛行機のチケットは取れたもののレンタカーの予約がいっぱいであせってしまったが、なんとかラスト1台を電話予約することに成功。さすがにインターネットでは無理だったが、電話予約ってのもたまには使えるものだ。

新千歳空港に昼ごろ到着すると早速レンタカーを借りて北海道ドライブの出発だ。本日のコースは支笏湖によってから登別を回って北湯沢のホテルまで。3大蟹食べ放題に引かれて「北湯沢温泉 名水亭」を予約したのだ。

今日はあいにく天気は悪く、支笏湖では視界はほとんどないくらいの霧だった。支笏湖の下側にある「苔の洞門」に行く予定だったけど、まだ北海道の冬は終わっておらず、残念ながらクローズだったので、そのまま登別までいくことにする。登別では楽しみにしていた「くま牧場」にまずは行ってみる。140頭ものヒグマが間近で見られるなんて初めてなのでわくわくしていた。

登別地獄谷

登別地獄谷

地獄谷

地獄谷

 

「くま牧場」はロープウェイに乗ってしかいけない山頂にあった。中にはいると熊のおやつが一袋100円で売っていたのでまずは購入。目の前には巨大なヒグマが何頭もいて、はじめてみる生のヒグマは思っていた以上になんだか怖い。試しに先ほど購入した熊のおやつを投げてみたところ、立ち上がって器用に口でキャッチした。おもしろいのでおやつを投げる振りして片手を振ると次々と熊達が立ち上がって俺にくれーとばかりにアピールを始めた。熊にもいろいろいるもので、中には立ち上がったまま片手を挙げて合図するものや、両手をあわせて頂戴をする熊もいてなかなか怖いけどかわいらしい。

くま牧場を堪能した後は、登別温泉の「地獄谷」によってみる。硫黄のにおいがぷんぷんする中、温泉の湧き出る谷を散歩する。なんだか空気が暖かい。そういえば長野にも猿が温泉につかる「地獄谷」があったなーと思いつつ、また別の地獄谷を堪能。

午後出発だったのでそろそろ暗くなるため、室蘭にはよらずに宿に向かうことにした。登別から北湯沢に向かう山道には突然道の両脇に身長丈ほどの積もった雪が出現してきた。まだまだ北海道の春には早いようで、雪景色の中を宿まで急いだ。「北湯沢 名水亭」は川のほとりに立つ結構大きめの旅館だった。一泊1万で3大かにが食べ放題とはなかなかお得な宿だ。毛蟹、ズワイ蟹、タラバ蟹がほんとに食べ放題で、ついつい食べ過ぎてしまったことはいうまでもない。

神威岬

神威岬

「みさき」の生うに丼

「みさき」の生うに丼


翌日はニセコを抜けて積丹岬ドライブに向かう。時折小雨がぱらつくため、ニセコはそのまま通り過ぎることにする。途中温泉立ち寄り計画もあったのだが、2度にわたって冬季通行止めに出くわし、残念ながらあきらめざるを得なかった。

積丹岬の南から海岸沿いを走り、神威岬に立ち寄る。昔は女性が立ち入れない男だけの岬だったらしい。まだ小雨と風が吹き荒れていて、ちょっと長いはできず、岬の先まで行く道も残念ながら封鎖されていたため、写真をとるだけで神威岬を後にした。

昼食はインターネットでリサーチしたうに丼のおいしいと評判の「お食事処 みさき」に行ってみた。やっぱり生うに丼は予想通りにおいしく、期待を裏切らない味だった。本当は6月から8月がばふんうにの時期なのでもっとおいしいのだろうが、それでも十分東京暮らしでは味わえないおいしい生うにを堪能できた。

島武意海岸

島武意海岸

島武意海岸

島武意海岸


おいしい生うに丼を食べた後は島武意海岸に寄ってみる。丘の上にある駐車場に車をとめ、小さな歩行者用トンネルを抜けると、奇岩が聳える海岸が目に入った。下に見える海岸まで降りられる道が続いていたのでがんばって降りてみる。ごつごつとした石が敷き詰められたような海岸から見る景色もまた素晴らしかった。


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