マーライオン像
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ラッフルズ卿の像
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今回のシンガポール旅行を決めたのは出発のほんの1週間ほど前。ユナイテッド航空のマイレージが残っていたので、とりあえず2万マイルで往復の飛行機のチケットだけ確保し、インターネットで行き先を練る事にした
。シンガポール近郊でダイビングのできる島を探してみたところ、ビンタ ン島、ティオマン島が見つかる。いろいろ調べていくうちに、どうやらティオマン島のほうが水の透明度も高く魚も多く、ダイビングにお勧めらしいので、ティオマン島に行くことにした。というわけで、シンガポールは実はトランジット用で、実質2日ほどしか滞在はしなかったが、一応はじめてのシンガポールなのでちょっとばかし観光してみた
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シンガポール・リバー
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シンガポール・リバー
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観光ブックを読んで気がついたのだが、シンガポールにはあまり観光スポットがない。遺跡マニアとしては、タイ、カンボジアのほうがそそる遺跡があっていいようだ。まあトラ
ンジットとはいえ、せっかくのシンガポールなので、どこ行こうか調べてみたところ、世界3大がっかりの一つ、マーライオンがあるらしい。一度はこの目でみて”がっかり”しておきたいなと思い、行ってみることに。
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ダウンタウンの風景
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オリエンタルなマリオットホテル
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シンガポールの中心にシンガポール・リバーが流れ、地下鉄と同様の交通手段として、リバー・タクシーがある。この川べりがなかなかお洒落な景色でのため、ゆったり船に揺られながらの観光もなかなか楽しそうだ。シティホール近辺のホテルにチェックインした後、歩いてテクテクとマーライオンを目指すことにする。
シンガポール・リバーの前までたどり着くと、写真でみたラッフルズ卿の銅像がたっている 。むむ、この人がイギリスの東インド会社(そういえば歴史で習った)にいてシンガポールを発見した人なのかと、しばし感慨に耽る。
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オーチャード・ロード
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マリオットホテルの入り口
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橋を渡り、何度か道路を横切るために回り道を繰り返し、ようやく日立ビルの二階から海辺に出ることができ、マーライオン像のあるマーライオン・パークへたどり着いた。マーライオンとは、上半身がライオン、下半身が魚の不思議な像だが、これがシンガポールのシンボルとして有名なのだ。口から噴水を吐くマーライオン像はやっぱりちょっとがっかりかも。ベルギーのブリュッセルで見た「小便小僧の像」と、どっこいどっこいかな。
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市民戦没者記念碑
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ホーカーズの店内
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シティ・ホールの近くには市民戦没者記念碑というタワーが建っている。通称「チョップスティック・メモリアル」だそうだ。日本人にとっては心の痛い、戦時中日本軍の犠牲になった人々を奉った記念碑だ。昔のこととはいえ、爪痕は日本から離れた東南アジアにもいまだにしっかりと残っている。タワーに向かってしばし手をあわせてみた。
「シンガポールの旅 ・・・ その1」
「シンガポールの旅 ・・・ その2」
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