Paris, France



凱旋門


エッフェル塔からの眺め


パリといえば、やはり始まりは凱旋門だろうか。放射線上に道が交差する広場の中央にそびえ立つ凱旋門。長い階段を息を切らせながら上ると、屋上に出ることができる。この屋上から眺めるエッフェル塔とシャンゼリゼ通りはなかなかの見応えがある。延々と続く並木達に彩られたシャンゼリゼ通りの向こうには、コンコルド広場に立つモニュメントが霞んで見える。

フランスが戦争に勝った時の凱旋パレードからヒトラーのフランス侵略のパレードまで様々な時代を19世紀から見続けてきた凱旋門。石の門に彫り込まれたフランスの歴史を眺めてみるのもいいだろう。入り口がわかりにくいのがちょっと玉に傷だが。

 



夜のエッフェル塔



セーヌ川下り


パリの街角を歩いていて、ふとビルの合間に見えるエッフェル塔はまさに憧れの華の都「パリ」を象徴しているシンボルマークだ。ニューヨークでいうエンパイア・ステイト・ビルのようなものかもしれない。地上350メートルの展望台からの眺めは優雅というしかない。4本のエレベーターに導かれ、足がすくみそうになってもここに上る価値は十分ある。階段で上る2階からの眺めとは比べ物にならない。

夜の10時になるとエッフェル塔のイルミネーションが輝きだす。星屑を散りばめたようにきらきらと輝く様は、まるで宝石箱のようだ。



ノートルダム寺院の正面



ノートルダム寺院の後姿


もし、パリの街で一番美しい建物は何かといわれたら、迷わず「ノートルダム寺院」と答えるだろう。正面から見るノートルダム寺院も素敵だが、後ろ姿の美しさに勝るものはなかなか見つからない。背後の橋の上から眺めると、セーヌ川に挟まれたシテ島に浮かぶノートルダム寺院が幻想的にたずんでいる。左側の棟は上まで上ることができ、最上階から眺める景色はディズニー映画「ノートルダムの鐘」を思い起こさせた。昔はこの場所で毎日鐘をついていたのかと思うとついビクトル・ユーゴーの小説でも読み返したくなる。


お勧めスポット


☆ワンポイント・アドバイス☆

  パリの見所というとあまりにもありすぎて、紹介しきれません。もちろん人それぞれに興味のある分野も違うので、一概には勧められないのは当然ですが、上のお勧めスポットは初めてパリを訪れる人向けにあげてみました。時間があったらモンパルナスやマレーなど訪れてみるのもいいかもしれません。

パリで絶対にお勧めな食べ物は朝方のバゲットで作ったサンドイッチです。10時ぐらいにならないとお店に並びませんが、夕方ではパンのかりかりがなくなってしまうので、お昼ぐらいにしかおいしく食べれません。生ハム入りやカマンベールチーズをはさんだものなど、種類はいろいろ。ほんと、おいしいです。

街中の移動ですが、バスと地下鉄でたいていなんとかなります。地下鉄の駅でカルネ(10枚分のチケット)を買っておけばお得です。(1枚だと8Fのくせに10枚だと55Fで買えてしまう。いいのか、そんなに値段が違って)



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