「古代へのロマン、アテネ(ギリシャ) ・・・ アテネ2」

リカベトスの丘

アギオス・ゲオルギオス教会

 

アテネ市内で一番高い場所はこのリカベトスの丘。アクロポリスを見学後、シンタグマ広場、コロナキ広場を通り、ケーブルカー乗り場に向かって歩く。地図では分からなかったが、コロナキ広場からケーブルカー乗り場までは急な坂や長い階段が続きなかなか大変だった。多分、地下鉄のエヴァンゲリズモス駅で下車し、ケーブルカー乗り場まで歩き、ケーブルカーで頂上まで行く方法が一番よいと思う。

リカベトスの丘の頂上には、アギオス・ゲオルギオス教会、レストラン、カフェ「ディオニソス・ゾナース」があり、ここからアテネ市内を一望に見渡すことができる。

丘の上のカフェ「ディオニソス・ゾナース」

頂上から見たアクロポリス


勿論、アクロポリスの丘も遠くに望むことができる。真夏日に上ったので、頂上につく頃には砂漠の旅人のごとく喉が渇き、丘の上のカフェに飛びこんでギリシャのアイスコーヒー、フラッペをごくごく喉を鳴らして飲み干した。今回は日中にリカベトスの丘に登ったのだが、夕方から夜に登り、レストランで夜景を眺めながら食事でもしたら、昼間とは違い、ロマンチックなのかもしれない。

 

丘に登るケーブルカー

衛兵交代


行きも帰りもケーブルカーを利用した。ケーブカーは往復一人4Euro。距離的には短いのだが、さすがに20分ほどの山道を上り下りする体力が無かったのはいうまでもない。せっかくのケーブルカーだが、地下を通っているので中からの景色は暗いトンネルしかない。

そういえば、シンタグマ広場の前を通る度に国会議事堂前、無名戦士の碑で衛兵交代が行われていた。ロンドンのバッキンガム宮殿の衛兵交代はえらく待たされたような覚えがあるが、ギリシャは観光客へのサービスがよいのだろうか、などと考えてしまった。アテネに来たら、一度ぐらいは見ておくのもよいであろう。


メトロで走る電車

エヴァンゲリズモス駅


オリンピックを目前にしているためか、急ピッチで市内の整備が行われいてるアテネ。地下鉄(メトロ)も路線を延長したり、工事中の駅と新設駅はとても対照的だ。携帯電話の広告を前面に出した列車を見た時にはちょっと圧倒されてしまった。観光ブックには工事中と書いてあったシンタグマ-モナスティラキ間の路線が繋がっていたので結構便利だった。モナスティラキ駅はいまだに工事中だが、完成予想図を見ると、古代アゴラのすぐ近くのためか、駅構内で遺跡が見られるようになるようだ。まだ完成していないのがちょっと残念。


大型フェリー

海草スポンジのお土産屋さん


モナスティラキ駅(Line1)から30分ほど南に行くと、ピレウスに着く。このピレウスがエーゲ海への船旅の出発地点となる。今回はこのピレウス港からクレタ島行きの大型フェリーに乗った。やはりエーゲ海は飛行機ではなく、船でのんびり回りたかったからだ。チケットはシンタグマ広場近くの旅行代理店、港、空港などで買える。今回は空港でアテネ・ピレウス発のチケットだけを購入し、後は各島で次の島行きのチケットを購入しながら、エーゲ海の島々を旅することにした。

おまけ: ギリシャのお土産で有名なのは、海草スポンジ。エーゲ海でとれるこの海綿はなかなか洗いごこちがよいらしく人気のお土産だ。この他にはオリーブの石鹸などもよく売られている。プラカのお土産屋さんのどこでも買うことができる。



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