このページでは、現在ニューヨーク在住の著者の目から見た最近のニューヨーク情報、感じたこと、気がついたことなどを紹介していきたいと思っています。

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九月のある時 パペポをニューヨークで見た

  日本から上岡龍太郎と鶴瓶がニューヨークにやってきた。ただでパペポをしてくれるというのでつい見に行ってしまった。タイムズスクエアにあるCITY HALLという劇場がニューヨーク在住の日本人で埋まっていたのはちょっと恐い物がある。でもただという魅力にはみんなもかなわなかったのでしょう。久しぶりの関西のりも心地よく、ピーという雑音も入らずに芸能界の裏話も結構楽しんだ。やっぱりどこにいっても心は日本人だと実感してしまう。

九月のある時 スザンヌ・ベガの無料コンサート

  REMの無料コンサートで得した気分も冷めやらぬうちに、スザンヌ・ベガの無料コンサートがダウンタウンのTower Recordで行われました。いやー、どこで歌うんだろうと思っていたら、本当に店の中でCDに囲まれて歌っていました。やってくれます。あまりの人の多さに(ただだからしょうがない)なかなか本人の姿が拝めませんでしたが、生の歌声はやっぱりいいもんですね。以前このTower Recordでキース・リチャーズがサイン会したときは1時間も並んで10M先でサイン会が打ち切られた情けなかった思い出もありますが、たかだかレコード屋にミュージシャンが来てくれるというのも良いものですね。9月は結構良い月かもしれません。

九月のある晩 REMの無料コンサート(ビルの屋上ライブ編)

  先日久しぶりにニューヨークに住んでいてよかったと思えることがありました。REMの屋外ライブが私の住んでいるアパートから5分のところにあるアスタープレイスという場所で行われました。いつもは駐車場になっている場所を開放して、ビルの壁面に超大型スクリーンを張り付けて、そこでREMが登場するまでコンサートビデオを流していて、彼らはビルの屋上に登場して歌いました。元々がビデオの撮影用らしく、なんと無料でビルの屋上コンサートが見られました。そうですねー、雰囲気としてはU2のライブビデオにあったようなビルの屋上コンサートの夜版ってところでしょうか。そういえばビートルズのビデオにも同じ様な光景がありましたね。きっと日本じゃこんなことしてくれないんだろうな。いやーニューヨーク在住にとても感謝した夜でした。

九月のある日 大統領選挙が迫る。

  今年は4年に1度のアメリカ大統領選挙。共和党の大統領候補はドール元上院議員、民主党の大統領候補は現在も大統領であるクリントンである。11月の大統領選挙を控えて二人の候補者の姿が頻繁にテレビに登場するようになってきた。ここニューヨークでも元ニューヨーク州知事のマリオ・クオモが民主党の代表者としてクリントン応援をアピールしている。留学生である私は選挙に参加できないので非常に不満に感じている。たとえ永住権をもっていなくても選挙に参加できる日が来ればいいのにとはかない期待を抱いているのだが、実現される見込みはなさそうだ。今回の大統領選挙は間違い無くクリントンの圧倒的勝利による再選は間違いなさそうだ。どう見ても4年の人気がお年寄りであるドールにつとまるわけがない。インターネット活用者としての立場からみると、現副大統領であるアル・ゴアのスーパーハイウェイ構想の恩恵も十分にうけているので、ここはクリントンに投票したいところだ。はてさて、あと二ヶ月、どうなることやら。


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