「セントラルパーク生誕150周年 」

セントラルパークの地図

散歩する人々


5月末ともなるとセントラルパークは新緑の木々に覆われ、ニューヨークというコンクリートに覆われた都会のど真ん中にいることを忘れさせるほどすがすがしい気分にさせてくる。冬場にすっかり葉を失い、寂しさを漂わせていたニューヨーカーのオアシスは、また美しい緑を取り戻す季節になった。

南北に4キロ、東西に800メートルの大きな公園に休みともなるとたくさんのニューヨーカーが訪れる。公園内には動物園、演劇場、ボート乗り場、有名レストラン、テニスコート、スイミングプール、野球場、野外音楽場などなど、たくさんの施設がある。夏ともなると、この野外音楽場で行われる無料コンサートを聞きに、たくさんの人が訪れる。また、毎年恒例のシェークスピアの演劇を楽しみにしている人が多い。

公園中央にある噴水

ボートを楽しむ人々


ジョギングする人、犬の散歩をする人、ローラーブレード、スケートボードを楽しむ人など、人それぞれこの公園での過ごし方は様々だ。こんなに犬を飼っている人がたくさんいることにびっくりするほど犬の散歩に訪れる人が多い。やはり、都会の孤独はペットが癒してくれるものなのだろうか。


噴水

公園設立150周年目


ニューヨークの歴史とともに時を過ごしてきたこの公園も、今年で生誕150周年を迎える。公園内のあちこちにこの150周年のことが書かれたポスターやバナーが掲げられている。この150周年記念イベントとして、「Catch-And-Release Fishing 」、「Metropolitan Opera in the Park 」などいろいろ準備されている。この夏の楽しみにもってこいかも。 http://www.centralpark.orgに行くと、いろいろな情報があるので、ここでチェックしてから出かけることをお勧めする。

ストロベリーフィールズ

馬車


72丁目にあるストロベリーフィールズには相変わらず幾人かのジョン・レノンを偲ぶ人々が訪れていた。イマジンの記念碑には今日も花が飾られビートルズの曲が誰かのラジカセから鳴り響いている。またいつか、12月8日にこの地で夜中まで見ず知らずのジョン・レノン・ファンといっしょに歌いに訪れたいと思う。

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