今年も11月からNBAのシーズンが始まった。アメリカのスポーツでの一番人気はメジャーリーグかNBAといわれているが、個人的にはNBAが一番好きだ。日本ではバスケットにスポットが当たらないのは体格的にしょうがないが、本場のアメリカのバスケットはとにかくおもしろい。マジソン・スクエア・ガーデンを本拠地とするニューヨーク・ニックスも大黒柱のパトリック・ユーインが抜けて2年目、なんとか新しい体制での常勝を期待しているのだが、どうもよろしくない。やはり、ラリージョンソンが抜けてしまった穴は大きいようで、リバウンドの弱さは天下一品だ。マーカス・キャンビーの怪我問題も深刻なのかもしれないが、スプリューエルとヒューストンの安定のなさも拍車をかけているようだ。
今シーズンはマイケル・ジョーダンの復帰のニュースでどこもかしこもワシントン・ウィザーズの話題で持ちきりだ。最初の10試合ほどは選手のかみ合いが悪く、シュートを打つのはジョーダンだけ、周りの選手は遠慮してジョーダンにボールを出すだけの状態で、平均30点近くをいまだにたたきだすジョーダンがどんなにがんばっても勝てなかったのだが、最近の7連勝を見ると、ようやくチームとしてかみ合ってきたようだ。残念ながら対ワシントンのチケットが買えなかったので今年は生でジョーダンを見る機会はなさそうだ。シカゴ時代に一度見たきりなので、もう一度現役のうちに見たいものだ。
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