「インディペンデンス・デイ(独立記念日)の花火」


7月4日はアメリカの独立記念日、祝日なので学校も会社も休みとなる。ニューヨーカーの個の日の楽しみはMacy'sデパートの主催する花火大会だ。今年はマンハッタン島の周りのイーストリバー沿い、ハドソン川沿い、ベイブリッジ沿いと3ヶ所で花火が上がった。イーストビレッジにある自宅の屋上からイーストリバー沿いの花火を見ることができるのだが、距離があるためどうしても花火が小さく、今一迫力に欠けるため、今年は川沿いにある友人宅に遊びにいって、そこからの花火を堪能してきた。



日本で数年前に江戸川の花火を見たが、アメリカの花火はそれとは比べ物にならないくらい時間が短い。まあ予算の関係もあるのだろうが、20分で終わってしまうのはさびしいものだ。日本では「どこどこ提供のスターマイン何連発」という具合に、インターバルを挟んで花火が上がるが、こちらではじゃんじゃん続けて花火が上がって、気がつくと終わってしまう。つくづくワビサビのない国だと実感する。悲しいことに焼きそばやたこ焼きの屋台もでない(そりゃ当然か)。

ニューヨークで見る独立記念日の花火で唯一のいいところは、高層ビルが乱立するマンハッタンなだけに、高層アパートの部屋や、オフィスビルなどから花火が眺められることだ。日本のような川原でゴザに座っての花火鑑賞ではなく、友人宅、オフィスなどでパーティーをしながらの花火鑑賞だ。これはこれで結構楽しいイベントになる。


"独立記念日のホットドック早食い競争" - おまけ

独立記念日に今年で4度目のNathan's主催のホットドック早食い競争が行われた。決められた時間にいったいいくつのホットドックが食べれるかが勝負になっている。アメリカ特有の巨漢達がデブのプライドをかけてチャレンジする催しなのだが、今年1,2,3位を独占したのは日本からはるばるこの大会にでるためだけにやってきた日本人達だった。一位をとったアライさんは25個もホットドックを食べた。3位はなんと日本人の女性だった。日本人がアメリカを打ち負かした瞬間をTVで見て、密かに賞賛の拍手を送ってしまった。体格じゃないな、早食いは・・・


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