番外編 ニューヨーク近郊「トロント」


せっかくナイアガラにいったので、近くにあるトロントまで足をのばしてみました。バスでナイアガラから1時間半ほどの距離なので、ナイアガラに行った時は立ち寄ってみるのもいいかも。

トロントは一応カナダでは大きな都市に入るのだが、あまりの小ささにびっくりしてしまう。国土の広さとは相反する人口なので首都の大きさも確かに比例はしているが。見所はそんなになくて、世界一高いCNタワーとカサロマっていうお屋敷(お城)がメインで後は昔の市庁舎ぐらいだろうか。観光は一日あれば十分ってところ。

CNタワーは世界一らしいのだが、ニューヨークでエンパイア、ワールドトレードセンターを見慣れている私にとっては特に高いといった印象は得られなかった。唯一驚いたのは、展望階に床がガラス張りの場所(Glass Floor)があって、足下から地上が素通しで見えたことだ。これが怖いんだな、やっぱり。一応説明によるとものすごい硬化ガラスで絶対に割れないといわれても上に立つと背筋に寒いものが走ってしまった。

もちろん、タワーからの眺めは絶好で、トロント市内(もちろん小さいけど)がまるまる一望できてしまう。海の様に広いエリー湖が真横に見え、反対側に街が広がっている様は小さなシカゴのようだ。

カサロマというこのお屋敷はお城そのもので昔の成金が建てて住んでいたらしいが倒産して手放し、流れ流れて現在は観光できる。100以上も部屋がある豪華絢爛な城で、確かに住んでみたくなった。この庭からトロント市内の眺めもなかなかで、CNタワーが一際高くそびえているのがよく見える。日本語テープの案内もあって、これ聞きながら邸内を散策するといろいろわかってよかった。一時間もあれば一通り廻れるかな。








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