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目次   11月25日更新

  1. Speed Doubler
  2. Soft Windows 2.0
  3. Marathon 2 (DEMO)
  4. QuickDraw3D と Gerbils! 
  5. Speed Doubler update to 1.01
  6. Soft Windows 2.0 part2
  7. Speed Doubler again to update to 1.02
  8. QuickTime 2.1 無料配布開始
  9. Netscape 2.0b1 無料配布開始
  10. Performa 6300CD 発売
  11. Dungeon Master 2 Demo 登場
  12. RAM Doubler 1.6 にアップデート
  13. Netscape 2.0 Beta 2 登場。
  14. RAM Doubler 記事訂正 
  15. Netscape 2.0 b3 登場。新機能は何? NEW
  16. SerialDMAが、モデムの接続を速くした NEW


1.  Speed Doubler がついに発売。  
ボストンのマックエキスポのコネクティクスのブースにて、Speed Doublerがついに発売開始されました。3つのコンポーネントからなるSpeed Doublerはダイナミック・リコンパイレーションを使ったあたらしい68x00エミュレーターを搭載している。Appleから新しく発売された次世代マックシリーズは全てAppleで開発された新しい68x00エミュレーターをROMに内蔵しているが、この恩恵は第一世代のパワーマックには与えられなかった。このSpeed Doublerは、同じ技術を見事に第一世代パワーマックへ移植したものだ。実際の使い心地としては、まさにその速さを体感できる出来上がりである。愛機の8100/80によるSpeed Meter による測定結果では、ほぼ3倍近くのスピードアップとなった。フォルダーの開け閉めから、アプリケーションのたち上げまで、驚くほど速くなっている。今までネイティブに対応していなかったゲーム類はQuadra 840AV以上のスピードで動くほどだ。(光栄のゲーム等、処理速度の向上にうれしくなってしまう。)まだ、68x00のQuadra シリーズでは、試していないので、実際の所はわからないが、第一世代パワーマックほどのスピードアップは、期待できないだろう。とりあえず、第一世代パワーマックのユーザーは、何をおいても手に入れる必見アイテムだ。アメリカでの定価は、$99。

2.  Soft Windows 2.0 発売。


延びに延びていたSoft Windows2.0がついに発売された。さっそく愛機の8100/80にインストールしてみた。操作感覚はあまり変わらず、スピードの向上は全くといってよいほどない。486のコードを完全にサポートしたということで、やっとPCのゲームがマックで動くのかとわくわくしていたら、どうも現実は厳しいと言うことがわかった。とりあえずまだマックでは発売されていないMicroSoft Flight Simmulater5.0をインストールしてみた。メモリー不足が原因なのかわからないが、動きが恐ろしく鈍い。PCmouseのエミュレーションをオンにすると、カーソルがとびまくる。ボタンをクリックしてから数秒の間が空いてしまう。ゲームが始まってから、途中でハングしてしまった。やはりゲームは無理なのだろうか?ボストンのエキスポ会場では、PC版のDoom IIをデモンストレーションしていたのだが・・・(やはり動きは、少し鈍かったが一応遊べる速さだった。)今後、いろいろなソフトを試してみたいと思う。

3.  Marathon 2 デモ版より    

新しく手に入れたMarathon 2のデモ版体験記をお届けします。まず前作と比べて画面が広くなりました。68マックでは、前作以上に重くなったことと思います。 (パワーマックでは、全く問題ありません。)今回は、水の中にも潜れるようになっていてびっくりしました。グラフィックもより洗練され、Doom 2 のような背景もつきました。ただ残念なのが、前作と同じ緑星人たちがまた登場していたことです。せっかく2にしたのだから、敵キャラも全て新しい物に変えてほしかったところです。全体的な印象としては、マイナーアップグレイド版というところでしょうか。今年の秋ぐらいに発売になるようです。

4.  QuickDraw3DとGerbils!

待ちに待ったQuickDraw3Dの配布がついに始まった。詳しいことは、Apple Supportのページに行ってみよう。QuickDraw3Dとともに、いくつかのアプリケーションとモデリング・サンプルが手に入る。まずインストールして見た感想として、これほど高速なレンダリングがマックで可能になったことに驚きを隠し得ない。

QuickDraw3Dのパワーを体感できるアプリケーションとしては、Gerbils!がお勧めだ。ジェットコースターのレールの上を走り回るのだが、最初は良くできたQuickTimeのムービーだと思ってしまう。自分の好きなようにコースを組み替えられるので、ためしに少しいじってみた。ついでにコースのテキスチャアも選べるので変えてみた。なんと、映っていた画面がQuickTimeではなくて、リアルタイムのレンダリングだということに気がついた。一秒間に約8フレームぐらいのスピードで、動いて(レンダリングして)いたのだ。この驚きは、QuickTimeのこまのとんだ小さな画面のムービーを初めて見たときのようだった。この新しい技術は、まさに最先端の技術の推移であろう。何はともあれ、まずおためしすることを勧めます。

5.  Speed Doubler update to 1.01

先月発売になったSpeed Doubler が早くもアップデートをした。マックエキスポに間に合わせるために、全てのバグをとりきらずに無理に発売してしまっていたようだ。私の友人によると、Speed Doubler 1.0 は、Virex5.x とのコンフリクトがあるらしいと言っていた。そのほかにも、とびが多くなったような気がするという報告もいくつかあった。今回のアップデートは、バージョン1.0 を1.01 にするもので、一応わかっている範囲のコンフリクトとバグフィックスはしたという。詳しくは、Connecticsに問い合わせるのがよいだろう。新しい1.01を使い初めて約2週間、とびは確実に減っている。まだアップデートのしていないユーザーは、今すぐにアップデートをすることをお勧めする。

6.  Soft Windows 2.0 report part2

今回試してみたソフトは、Kanji Works 3.0, Microsoft Works for Windows 3.0, Turbo Pascal(DOS)だ。3つとも一応何の問題もなく動いた。

Kanji WorksMicrosoft WorksTurbo Pascal7.0
あの英語版Windows上で日本語のワープロが使えるという"Kanji Works"を試してみた。何の問題もなくインストールが終わり、取りあえずたちあげてみた。少し動き自体は、遅いけど、きちんと日本語は変換、表示されるので、問題なく使えた。 ワープロ、表計算、データベース等、完全に作動することを確認した。同じソフトがマックでもでているので、あえてこちらを使う必要はないが、もし会社などのPC用のファイルを自宅のマックでいじりたいときなどには、重宝することだろう。 今回試したのは、DOS用のTurbo Pascal7.0である。このソフトは、Windowsに対応していないので、マウスを使うことができず、少しつらいものがあった。しかし、動作自体は何の問題もないので、十分に使える。2、3プログラムを作って動かしてみたところ、全て動作した。


7.  Speed Doubler update again to 1.02

なんとアップデートしたばかりのSpeed Doubler がまたまたアップデートをした。今回のアップグレードは、v 1.0 および v1.01 を v1.02 にするものだ。Now Utility 等とのコンフリクトの解消、ファイルのコピーのスピードアップ等が主な改善になっている。まだ発売されたばかりなので、また新たなバグが発見される可能性もあるが、Connectix社のすばやい対応に期待したい。まだアップデートをしていない人は、ここをクリックしてください。

8.  QuickTime 2.1 無料配布開始

QuickTime 2.1 の無料配布が始まりました。先月ぐらいからApple のサイトで、$10で販売されていたものが、無料でダウンロードできるようになりました。新しい機能としては、スプライトをサポートしたこと、2つの新たな音声圧縮のコードに対応したこと等です。再生フレームの向上などは無いようなので少し残念ですが、マルチメディアに携わっている人は手に入れると良いでしょう。入手先は、こちらです。

9.  Netscape 2.0b1 無料配布開始

ようやくNetscape 2.0 のベータ版の配布が開始されました。まだいくつかのバグが残っているようなので、多少の不便は仕方がありません。早く正式リリースしてほしいものです。ほとんどの新しい機能は隠されているので目新しいものはあまりありませんが、取りあえず目に付いたのは、BookMark の管理の仕方が大幅に改善されました。スペードも上がり、ようやく本気でBookMark の整理をしようという気になりました。前作と違い、フォントの設定の仕方が少し変わったので、日本語のユーザーは戸惑うかもしれません。Option のGenerall を選び、Font にいき、日本語に設定します。その後で、Docording というものが同じOption のなかにあるので、Japanese (Auto...) というのを選びます。これで多分日本語は表示されるでしょう。自分のホームページをみたところ、表示されるべきところが表示されていず、多分バグだと思うのですが、早く改良してほしいものです。取りあえず試してみる価値はあります。入手先は、こちらです。

10.  Performa 6300CD 発売

Apple の情報筋によると、Performa 6300CD を発表。基本的にはQuadra 630 ベースのPerforma 6200 等と一緒だが、スピードはPerforma 6200 の約1.5倍になったのだ。同じ603シリーズのPowerPCチップの100MHzを採用し、256KBの2次キャッシュを標準装備する事により大幅なスピードアップをはかった。15インチのモニター、4倍速のCD−ROM、28.8のインターナルモデム等がついてくる。もちろんPerforma なので、ソフトウェアもどっさりとバンドル。初心者で、ちょっとお金があって、でも7500はちょっと高いと思う人にはお得になるでしょう。今回の28.8のモデムはGloval Villageの物だが、MegaPhoneをサポートしており、マックを留守電としても仕様可能にする(確かGeoPortもできたんだけど、あれは14.4だったっけ)。詳しくはApple のページでチェックしよう。アドレスはこちらです。

11.  Dungeon Master 2 Demo 新登場。

待ちに待っていたあの名作、Dungeon Master 2 のデモ版の配布が始まった。日本では結構前から発売されているので、あまり大したことと思わない人もたくさんいると思うけど、アメリカでは相当前から出る出るといわれていて、発売されなかった奴だ。MacPlayが日本版を移植していたのだが、1年以上もかかったあげく、中止になったとまで噂されていた物なのだ。マックでリアルタイムのロールプレイング・ゲームというのは、多分初めてだろう。プレイした感想としては、予想以上に良くできている。動きも悪くない。これは久しぶりの買いかもしれない。入手場所としては、American Online のMacPlay のフォーラム、ソフトウェアのライブラリーから持ってきた。。近いうちにインターネット上でもダウンロードが可能になるかもしれない。MacPlay のWWW アドレスはこちらなので、チェックをしてみると良いかもしれない。MacPlay はつい先日、噂のQuickDraw 3D を使った次世代ゲーム、Descent を発売したばかりだ。また改めて、このレビューをするので、お楽しみに。(Decent のシェアウェア・バージョンも近々ダウンロードできる様になるらしい)

12.  RAM Doubler 1.6 にアップデート

Connectix 社がRAM Doubler を1.6にアップデートしました。かねてから苦情の多かった新しいマッキントッシュのモデル上でおきるコンフリクトの問題がようやく解決しました。PCI PowerMac (9500, 8500, 7500, 7200), PowerBook (5300, 190, 2300) およびPerforma (5200, 6200) の機種でも問題なく動くようになったようです。アップデーターはConnectix 社のホームページからダウンロードすることができます。

13.  Netscape 2.0 Beta 2 が登場。

登場以来、バグレポートの嵐とかしていたあのNetscape 2.0 のベータバージョンがようやくアップデートした。多少のバグは減ったらしいが、相変わらずHot Java等の新機能はサポートされておらず、またがっかりしてしまった。やはり、正式リリースを待つしかないのだろうか?最近発見したのだが、1.1では大丈夫だったBodyタグを複数使うという方法は、どうやら2.0では使えないことが分かった。Bodyタグ一つの中にバックグラウンド、テキストカラー、リンクカラー等を入れてしまわないと反応しないのだ。私のページが2.0で見えにくくなってしまっていたのはそのせいだということがわかった。多少はましになったこのベータバージョン2を試したい人は、こちらまで。

14.  RAM Doubler 記事訂正。

12で書いた記事の訂正をしておきます。読者の指摘により、新しいPowerBookシリーズの5300及びに、190の両機種において、相変わらずのコンフリクト問題により、RAM Doubler1.6 が、正常に動かないことが発覚。期待をしていた皆さん、申し訳ありませんでした。Connectixによる、次なるアップデートに期待することにしましょう。

15.  Netscape 2.0 b3 登場。

Netscape 2.0 のベータ・バジョンもついに第三弾が登場。次々とアップデートをし続けるベータ・バージョン。少しづつバグも減ってきたような気はしますが、皆さんはどう感じているのでしょうか。今回のアップデートの利点としては、まず、ページを読む際に、テキストを先に読んでから、グラフィックスを読むという、なぜ今までしなかったのかと思うようなことを、ようやくサポートしました。後、全体的に、ページを読むスピードを上げたと言っていますが、これは余りよく分かりません。前作よりは、安定性もましたと一応書いてありますが、どうなんでしょう?詳しいことは、こちらに書いてあるので読んでみてください。まだもってきていない方がいましたら、こちらにあるので、ダウンロードしてみてください。
ところで、これまた新しいクライアントサイドのクリッカブルマップというものが使えるようになりました。これはサーバーのcgiに頼ることなしにクリッカブルマップが実行できるようにしたものです。試しに私のイーストビレッジ・ガイドで使ってみました。このスビードアップは目を見張るものがあります。是非試してみてください。
一応これとは別に、新しいLive Scriptの仕様がようやく明らかにされました。このスクリプトはあなたの目から鱗を落とします。試しにこちらに行ってみてください。ポストフィックス・計算機のサンプルがおいてあります。一体今までにこんなことができたでしょうか?その場でクリックを繰り返すだけで、答えが出てきます。このスクリプトを上手に利用するれば、何か新しいことがホームページ上でできるようになるでしょう。早いところ勉強を始めねばと思っています。

16.  SerialDMAが、モデムの接続を速くしたのだ。

APPLE社から新しくなったSerialDMAのバグフィックス版がダウンロードできるようになりました。この機能拡張が必要な機種はPowerMac6100/60, 66, PowerMac7100/66, 80, PowerMac8100/80, 100, 110, PowerMac7200/75, 90, PowerMac7500/100, PowerMac8500/120, PowerMac9500/120, 135, Quadra660, Quadra840 などの機種です。これらの機種には元々SerialDMAがROMにあるのですが、これらはバグだらけで、今までミステリアスなエラーを引き起こしていました。今回ようやくバグとりしたバージョンになったおかげで、インターネット接続中の不可解なエラーが減るようです。この新しいSerialDMAv2.02は、ようやくネイティブになりました。私の8100/80で使ってみたところ、MacPPPの接続が飛躍的に速くなりました(以前は5秒ぐらい待たないとモデムを呼びに行かなかったのが、コンマ一秒ぐらいになった)。相手側の回線状態次第では、とんでもない速度でダウンロードが可能になります。私の記録では、Fetchを使用して、8.5k/秒(5MBのファイルを2.88のモデムを使用して、10分でダウンロードを終えた)という脅威的な数字を出しました。上記の機種を持っている方は、まず何をおいても使うべきです。ダウンロード先はこちらです。


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