「ヨセミテ国立公園 DAY1」



マリポサグローブ

巨木ジャイアントセコイアの森

Faithful Couple


アメリカの夏の終わりを告げるLabor Day Weekend。2002年の夏の終わりをヨセミテ国立公園で過ごす事にした。

シリコンバレーからのドライブコースを色々調べた結果、南から入園ルート(UA101南下-> ギルロイからCA152-> CA99をマデラまで南下-> CA145経由‐> CA41)を通りヨセミテへ行くコースを選択した。シリコンバレーから車で約4.5時間、南ゲートに到着。入り口で入園料を支払い、いよいよヨセミテ国立公園に入った。

最初に訪れた所は、マリポサグローブ。樹齢3000年というセコイアの巨木があるこの森では、開拓時代のヨセミテの雰囲気が味わえる遊歩道がある。そこで、(1)Fallen Monarch、 (2)Bachelor and Three Graces、(3)Grizzly Giant、 (4)California Tunnel Tree、(5)Faithful Couple、(6)Clothespin Tree の観光ポイントを見ながら2時間ほどハイキング。 時計は午後1時を過ぎており、とても暑かった。ハイキングにはペットボトルの水をたくさん持っていくことをお勧めする。

マリポサグローブからCA41に戻り、ワオナを通って、Glacier Point Roadを右折。約30分ほど運転すると急カーブがあり、急にハーフドームの偉大な横顔が視野に入る。 そう、ここはグレイシャーポイント。

ようこそ グレイシャーポイントへ

グレイシャーポイント

グレイシャーポイントは、ヨセミテ峡谷を見下ろす高台の上にあるシェラネバダの眺望を誇る展望台。雄大なヨセミテ渓谷全体を高所から一望できる素晴らしさは何とも言えない。ここからはハーフドームの後ろ側にある二つの滝、ヴァーナル滝とネヴァダ滝が眺望できる。正面の下方にはロイヤル・アーチ‐スも見える。

タフトポイント入り口

タフトポイント


グレイシャーポイントに向かう道、Glacier Point Road上には幾つかハイキングコースがあったので、ヨセミテの隠れ名所と言われる「タフトポイント」に行くハイキングコースを歩いてみることにした。駐車場から約1.1マイルの気軽なハイキングコースだ。約40分ほど平坦な山道を歩いていくと、標高差1,000メートルの切り立った絶壁が連なる所が現れた。ここがタフトポイントらしい。断崖絶壁は縁まで近づけるが手すりなどないので、恐怖感満載。(とても危険なので、特に子供は注意)

 

夕方のワオナ・トンネル

夕方のトンネルビュー

CA41を北上し、バレーに入る際、ワオナ・トンネルを通る。このトンネルを出たところにある駐車場が、 「トンネルビュー」と呼ばれているヨセミテ渓谷の入口だ。  ここからの眺めはヨセミテを代表する風景で、言葉を失うほど壮大なもの。左にエル・キャピタン、右にセンチネルドーム、奥にはハーフドームを望むことができる絶景の場所。

ハウスキーピング・キャンプ 1

ハウスキーピング・キャンプ 2



今晩の宿泊は、ヨセミテ・ビレッジのそばにあるハウスキーピング・キャンプ。チェックインすると、キャンプ場内の地図と紙でできたゲストカードを渡される。テントなのでカギなど存在しないようだ。車はテント近くに駐車でき、共同トイレ、シャワーはテントから近い。各テントには、食卓机、椅子、マットレスが一枚だけのベッド、フードボックスがある。フードボックスとは、クマに襲われないよう、全ての食べ物(歯磨き粉、石鹸など香りのする物を含)を保管する箱。車の中に置き忘れたり、外に出しっぱなしで寝てしまったりすると大変なことになる(これは、冗談ではない)。ドアはカーテンが一枚。それから、コンセントが付いているので、電気ポット、コーヒーメーカー、炊飯器などを持っていくと朝からアツアツのホットコーヒーが飲めてしまうのだ。また、各テントには火を起こせるファイアー・プレースが一つずつ付いているので、バーベキューなんかもできる。キャンプはやっぱり自炊に限る。

テントの脇に出没したリス


料金表

国立公園入園料金: US$20.00 (1週間有効)

ハウスキーピング・キャンプ: US$56.00+税金/一泊

 



・「ヨセミテ国立公園 DAY1」
「ヨセミテ国立公園 DAY2」
「ヨセミテ国立公園 DAY3」


Silicon Valley Nowのインデックスに戻る