サンフランシスコの北、シリコンバレーから車で約2時間のところに、ブドウ畑が広がる丘陵地帯がある。ここは「ワインカントリー」と呼ばれ、大小合わせて約400以上のワイナリーがある。今回は、カリフォルニア・ワインで有名な「ナパバレー」を訪れた。 |
オーパス・ワン
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屋上からの眺め(オーパス・ワン)
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試飲
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試飲メニュー
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まずは、現在、注目を浴びているワイナリーの「オーパス・ワン」。1979年に、ナパの有名人ロバート・モンダヴィと、フランス・ボルドー地区シャトー・ムートンのオーナーで有名なバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドの共同事業として、世界最高の赤ワインを目指す生産を開始。
「オーパス」とは、ラテン語で音楽・芸術という意味。音楽用語で作品番号という意味で使われる。つまり、「作品第1番」という意味だが、さらに「ワン」は、1という意味の他に「合体・一体」という意味があり、「芸術の合体」の意味も含んで名づけられたそうだ。
ビルの左手に試飲室があり、グラス一杯US$25。屋上のテラスで、ブドウ畑を眺めながらワインを楽しむことができる。
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ベリンジャー
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ぶどう畑(ベリンジャー)
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ワインツアー(ベリンジャー)
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試飲室にあるステンドガラス
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オーパス・ワンより北に進むと、「セント・ヘレナ」という町があり、「ナパバレー・ワイン・トレイン」の駅がある。その町を過ぎると、美しい並木道の中から現れる歴史と伝統を誇るワイナリー、「ベリンジャー」がある。創立は1876年と古く、広い敷地内には雰囲気ある建物が点在する。お庭には、樹齢250年の大きな木もある。
とりあえず、ツアーに参加してみた。ここのワインツアーは30分毎にあり、予約制。大人一人US$5.00で、試飲3杯も含まれる。ガイドさんの説明を聞きながら、醸造所の建物の中を見学。最後は、ショップになっている一軒家の中で試飲。その建物には、1880年代に作られたステンドグラスがあちらこちらに飾られている。
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ニーボーム・コッポラ
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ニーボーム・コッポラの紋章
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フランシス・コッポラの業績展示場(2階)
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ニーボーム・コッポラの中庭
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映画「ゴッドファーザー」「地獄の黙示禄」、「アウトサイダー」などの監督として有名なフランシス・フォード・コッポラがイングルヌック・ワイナリーを買い取り、経営しているのが、「ニーボーム・コッポラ」。館内には、ショップ、カフェ、試飲のほか、映画監督としての業績展示場もある。この2階にあるコッポラ監督の業績展示場には懐かしの映画「タッカー」にでてきた車が展示されていたりする。ここでのワインの試飲は$7.50、ワイングラスがついてくるので、建物前の芝生の庭でゆっくりと試飲を楽しむのもよいだろう。
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ワイナリーの楽しみ方
ワイナリーは、ツアーやショップなどを併設しているところ、試飲や販売のみ、一般公開なしなどと様々なので、色々調べて行きたいワイナリーを決めておき、車で移動すれば、1日4〜5軒は回れる。たいていは、午後5時ぐらいに閉まるので、朝から出かけるのをお勧める。それから、試飲をメインにする人は、運転のいらないツアーに参加するのがよいだろう。
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