「2006年第三十一回、江戸川区花火大会」


花火

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2006年8月4日、第三十一回江戸川区花火大会がやってきた。城東に住む者としてはちょっとばかし楽しみにしている夏のイベントだ。今までも花火いろんな場所で見てきたなーとふと回想してみた。長野のびんずる、お盆の聖高原、越谷、ニューヨークの独立記念日、サンタクララのニューイヤー、香港の独立記念日などそれぞれ規模も種類も違うが、花火はいつでも心が踊る。

花火大会の開始は7時15分なので1時間ほど前に家を出る。都営新宿線は朝のラッシュ時のさらに1.5倍ほどの人が全車両に乗っていていきなり、乗車できないピンチもあったがなんとか乗り込んで会場のある篠崎駅に向かう。途中何度も前の車両が遅れているので各駅で予定外の時間待ち。篠崎駅のホームに下りると人また人で階段すら上がれずに待ち行列。10分ほどかけてようやく地上に出たがここも人、また人。すでに開始30分前なので急いで川原へ向かう。

花火

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大きな人の波にもまれつつ露天で食料、ビールを仕入れる。今回はイカ焼き、焼きそば、海苔巻き、から揚げを買ってつまみ準備は万端。土手に上がると視界に入る一面人で埋め尽くされていてちょっと呆然とする。早い人は昼ごろからやってきて場所取りしているわけだからそれは当然なのだろう。

覚悟を決めて河原へ降りて場所探しを始める。さんざん歩いてようやく花火の打ち上げ場所真前になんとか場所を確保。30分前に到着してこの特等席なら上出来かな。華やかなオープニング花火から花火大会が始まった。いろんな花火大会を見たけどこの江戸川区の花火大会の規模は本当に感動だ。こんなに近い距離から見ると夜空一面に花火が広がり、圧倒される。一度ニューヨークのイーストリバー沿いにある40数階にある某社長宅から花火を見たとき、花火よりも高い場所から見下ろす花火の小ささにがっかりしたのとは大違いだ。
花火

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時折アナウンスとともに始まるBGMつきの花火イベントは特筆すべき華やかさがある。「花火戦隊ウチアゲルンジャー」イベントは5色の花火が色鮮やかに競演して観客の歓声も一際大きくなった。天に昇る「龍」をイメージした花火も海外ではみたことのないほど華麗な姿を映し出していた。

8時40分ごろに今回の花火大会のフィナーレとなる。息をつく間もないほど連続して打ち上げられる花火が数分間なりっぱなしの夜空はゴージャスそのものだった。1時間半の花火大会はあっというまに過ぎてしまった。 ぱっと咲いてぱっと散る、花火にこめられた日本人の粋はこの潔さにあるのかもしれない。

江戸川花火大会2006」 ・・・ 動画(6分26秒 43.4MB Windows Media Player)

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