「ブルックリン・ブリッジ


久しぶりにブルックリン・ブリッジに行ってみた。秋晴れの青空の下、サイクリングの途中で立ち寄ったブルックリン・ブリッジは以外とたくさんの人がいて驚いた。この橋から見るマンハッタンはかなりかっこいい。もちろん、ネオ・ゴシック建築様式の橋自体もいい感じだ。一番眺めのいいところは橋のちょうど真中あたりで、端をつっているワイアーがちょうどなくなって景色が見やすくなっている。
歩きで渡ろうと思うとたっぷり30分はかかってしまうので、大概みんなこのあたりまできてからマンハッタンにもどっていく。

 

歩行者用の通路は真中で車線が別れており、片側が歩行者、もう片側が自転車用になっている。うっかり自転車用を歩こうものなら、ブルックリンから来るかなりスピードを上げた自転車乗りとぶつかりそうになってとても危険だ。この日も一件自転車が歩行者を引っ掛けて人だかりになっていた。

最近は自転車で行ってしまうことが多いが、歩く時は地下鉄6番(緑)のブルックリン・ブリッジで降りる。そこからすぐ橋が見渡せ、橋に向かっていくと歩行者用の通路が見えてくる。たまに知り合いが来てNY案内をするときはイーストリバーの対岸にあるリバーカフェまでタクシーか地下鉄で行き、帰りにゆっくりと橋を渡りながらマンハッタンに帰って来たりする。昼間のブルックリン・ブリッジもいいのだが、夜もまた格別なのだ。十年前と違って結構安全になり、夜の9時ごろでもブルックリンに帰る人達や、観光客が意外と多いのにびっくりする。

 

橋からはPier17、サウス・ストリート・シーポートが見える。このPier17から見るブルックリン・ブリッジもなかなかいい眺めなので、夏にはビール片手に3階のテラスにたくさん人がいるのが橋からよく見える。橋の上からの景色を堪能し、シーポートから橋の景色を眺めたらもうブルックリン・ブリッジは満喫だ。

シーポートからはちょっとしたクルーズもでており、ブルックリンブリッジの下から反対側のワールド・トレード・センターまで行って帰ってくるクルーズが結構人気となっている。

 



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