「クリスマスツリーの準備は進む



ロックフェラーの横から


ロックフェラーの正面


サックスフィフスとセントパトリック教会

サンクスギビング前の日曜日、仕事以外では久しぶりの5番街に行った。年末に向けたセールがあちこちで始まったために、いつもより人通りが多い。ニューヨークではサンクスギビングからクリスマスまでの一ヶ月は、一年で一番大規模なバーゲンが開催される期間だ。あちこちのデパートや服屋でSALEの文字が乱立し、レジ周辺は人ごみにあふれかえり、とてもにぎやかになる。
 
5番街の48丁目ロックフェラープラザの前、毎年この場所に巨大なツリーが現れる。アメリカ最大のクリスマスツリーだ。約1ヶ月をかけてツリーの飾り付けを行い、新年が明ける頃までそのきらめきを続けるのだ。このツリーに灯りがつく頃から本格的なクリスマスシーズンが到来する。街の木々にはランプが灯り、街中がクリスマスのきらめきに包まれるのだ。
 
ニューヨークの有名なクリスマスツリーといえば、ロックフェラープラザの他に、にリンカーンセンターの前、フルトンマーケットのツリーがある。ロックフェラー前のツリーほど大きくはないが、毎年恒例となっている。パークアベニューにも灯りが灯り、バンダービルドのビルには毎夜十字架が灯るのだ。
 
今年も観光客で賑わうロックフェラープラザの前に恒例の巨大なツリーが出現していた。まだ装飾の途中なので作業用の足場が組んである。正面にはツリーの巨大な絵が掲げられ、来たる点灯式を待っていた。点灯式はまた有名人を呼んでにぎやかに行われることだろう。5番街の前は人ごみで埋もれ、至る所に警察官が立ち並ぶ。ツリーを見るのも一苦労なので、ここ何年かは見にいったことがない(っていうかNYを離れてたってこともあるが)。今年は仕事が早く終わったら久しぶりに行ってみてもいいかな。

ロックフェラープラザの前、5番街側にはサックス・フィフス・アベニューがもうクリスマスの飾り付けを始めていた。このデパートは高級ブランドが並んでいて、観光客には大人気らしい。ここのウィンドーも毎年楽しめる。39丁目の5番街にあるロード・アンド・テイラーの風変わりなウィンドーと並び、ニューヨークのクリスマスの名物の一つとなっている。さすがにまだサンクスギビング前だったため、ウィンドーの飾り付けは作業中で、次回のお楽しみとしてとなった。今年はどんなウィンドーが出現するのだろうか。 来月また5番街にもどってこなければと心に誓った。
 
 


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