番外編 ニューヨーク近郊「NJのビーチ、Seaside Heights」





8月の真っ只中なのに相変わらず22,3度ぐらいしか気温が上がらないNYだが、夏の終わる前にビーチにいってみることにした。NYから行くビーチというと、ロングビーチ、ジョーンズ・ビーチ、ロッカウェイ、コニーアイランドが一般的だ。たまには普段行かないところに行こうと決め、車を借りて「シーサイド・ハイツ」に行ってみることにした。NJにあるこのビーチまで、マンハッタンから車で1時間半ほど。NJ TurnPikeを南に、Garden State Parkwayを南に下って82の出口を降り、ルート35を東にしばらく行くと到着する。そこはNYの見慣れた景色ではなく、NJのありきたりの工場地の景色でもなく、まるでフロリダのようなさわやかな雰囲気がただよった海辺の町だった。

「Seaside Heights」のビーチは白い砂浜。海の色は残念ながらマリンブルーとは程遠い。カリブ海の島々の海の色と比べるのはさすがに可哀想かもしれない。思ったより砂浜はきれいに保たれていた。プライベートビーチでもないのに5ドルの入場料(平日は3ドル)をとる分きれいにしているのかもしれない。視界の先まで続くボードウォークがアメリカのビーチを象徴している。ボードウォークの上には場違いなスキー上によくある二人乗りのペアリフトが動いていた。残念ながら今日は乗らなかったけど、地上10Mから見る海の景色はまた格別かもしれない。ここにはコニーアイランドと同じで小さな遊園地が隣接している。体を焼くのに退屈した時の楽しみがあって得した気分になる。海に入らなくても近くにはWater Parkがあって、さまざまな滑り台で一日楽しんでもいい。

さて、ここまできて何をしたかというと、「ボディボード」デビューをしてしまった。水際でちゃぷちゃぷしてたら結構「ボディボード」で楽しんでいる子供、大人がたくさんいて、とても楽しそうだったので思わず衝動買いをしてしまったのだ。結果は・・・見た目よりも以外に難しかった。何が難しいっていうと大きな波を見極めること。いい波に乗らないと、波とともに滑れなくて、その場で上下して波が通りすぎてしまう。いつのまにか時間も忘れてお腹がボードとすれて真っ赤になるまではまってしまった。ちょっとこれは忘れないうちにまた挑戦にこなければと誓ったのはマンハッタンに向かう帰り道のことだった。


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