「 NYは映画の舞台に最適




朝アパートを出てセカンドアベニューにでると、大型トレーラーが何台もならんでいた。警官もちらほら立っている。そう、この景色はまた映画の撮影だ。

そういえば、NYに住んでいる間、結構何度も撮影のシーンに行き当たったのを思い出した。見かけた役者もマイケル・ジェイ・フォックス、ブルース・ウィルス、ウェズリー・スナイプス、ドリュー・バリモアと結構な数になった。

「ダイハード3」の撮影にブロードウェイの8丁目で見かけたブルース・ウィリスは画面の中と違って妙に太って見えた。あれっと思って近づいてみると、さすがはハリウッド男優、周りのエキストラにはない雰囲気がただよって見える。あれがカリスマというものなのかもしれないとちょっと納得してみた。見かけたシーンみたさにロードショー初日に映画館に行ってしまったのはいうまでもない。

映画のスタッフ用にテーブルを広げてサンドイッチやジュースが並んでいる。つい手を伸ばしそうになるが、なんとか押さえる。今日は何の映画だろう。カメラマンのおじさんは教えてくれなかった。けちだなー。誰が出ているんだろうとあれこれ想像してみるのも楽しいものだ。これでまたNYが舞台の映画をしばらく見つづけてしまいそうな気がする。

そういえば、本日公開のウェズリー・スナイプスの「The Art of War」、NYが舞台なのと、おもしろそうなアクション大作なんでさっそく見に行かないと。リチャード・ギアとウィノナ・ライダーのNY舞台の恋愛物語はおおはずしをしてしまったようだが・・・





New York Nowのインデックスにもどる